日本シリーズ

50年振りの早慶による東京6大学野球・優勝決定戦となったため急遽テレビで生中継放送が決まり、その視聴率が日本シリーズの視聴率を上回ったという記事を昨日インターネット上で目にしました。

ハンカチ王子と言われた甲子園時代から斉藤祐樹投手のファンであり、また高校時代から早稲田大学に片思いしている私としましては、喜ばしい情報ですが、例え一桁の視聴率であっても、中日とロッテの日本シリーズも中々面白い状況です。

私にとっては、地味な西村監督、中々理解し難い落合監督の対戦ですが、選手もファンも一体となってプレーに熱中し、応援している姿は、そこに私贔屓のソフトバンクがいなくても、一緒に参加したいという気持ちにさせてくれます。

 

ところで落合監督と言えば…熱烈な巨人ファンで長嶋茂雄信者のテリー伊藤さんが、今春出した著書「なぜ日本人は落合博満が嫌いか?」の中で面白い「落合論」を展開しています。落合の超合理主義を受容出来ないお子様国家・ニッポン、今日本人に必要なのは「落合力」、この落合力こそが混迷日本を救う、と力説しています。

更に、テリーさんは、今の日本人はコンビニ食とハンバーガーを食べ、洋服はファストファッションで揃え、音楽やテレビも説明的で分かり易いものばかり求めているので、益々「子どもっぽく」なってくる。そのお陰で、国力はどんどん落ち、国民は右往左往するばかりであるとも強調しています。そして今こそ日本人は超合理主義の落合に注目すべきだ、落合力で日本人の元気を取り戻せ!と結んでいます。

 

私としては、「群れず、はしゃがず、寡黙に勝負して勝つ」そんな落合流も結構ですが、お祭り気分を盛り上げ、大いに語り、はしゃぐことも望んでいます。ベテランの中日山本に日本シリーズで一勝させたい、3位から勝ち上がってきた西村ロッテの活躍をもっと見たい、思いは色々馳せます。ファンの球団でなくても、野球は小さい頃から一番身近にありましたので、ヤッパリ日本シリーズの結果は大いに気になります。

ソフトバンクが日本シリーズに出ていたら望みませんが、また中日、ロッテのファンには申し訳ないですが、出来るなら、最終戦までもつれ込んでもらって、試合を数多く見たいです。野球シーズンが終らなければ良いのにと思っている今日この頃です。

 

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