発症してもう少しで５ヶ月になります。本格的なリハビリに入って４ヶ月です。その間様々なことがありました。

厳しい経済環境の中で、はたして今までの研修内容、実施方法でよいのか？とか悩んだこともありました。後遺症がある私に対しての対応に心が傷ついたこともあります。脳梗塞ということで、思考回路がおかしくなっていると思われ、そう言われた時は傷つくどころか、消えて無くなりたいと思いました。いつの間にか連絡をしてこなくなった取引先もあります。それぞれの考え方や立場があるからそれも仕方ないと思っています。

でも逆に「見えてきたこと」もあります。それは生意気を言えば、物事の本質です。例えばレストランに行った時の応対で、買い物をした時のスタッフの動きで、その店の本質が見えてきます。スタッフの個人の技量ではなく、その店の提供している考え方が見えます。表面をどんなに繕っても、満面の笑みで迎えてくれても、その後ろにある「その店の本質」は見えてきます。

これはある面とても怖いことです。店だけではなく、病院や鉄道など、日頃関わるところの本質や接する人の根っこみたいなものが見えます。肩で風を切っていた忙しい講師時代には見えなかったものが見えてきました。

これを如何に仕事に活用できるレベルにするか？それが今の課題です。なんだかんだと言っても仕事好きな自分がいます。

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