吉野で観桜後大阪に入り、キタの和洋創作料理「酒房カンキ」で店主自慢の清酒賀茂泉を飲みながら、大阪で催す同級生交歓会（都立富士高校）です。ほろ酔い気分で、大阪帝国ホテルにタクシー移動して、ホテル裏口から延々と続く淀川沿いの夜桜を堪能しました。

次の日は大阪から岡山に向かいました。最終目的地は直島です。今回の旅は家人や友人以外にも交通機関の方にも大いにお世話になりました。電車の乗り降りだけではなく、エレベーターへの誘導や次の駅への連絡など、本当によくしてもらいました。

その中でも特に岡山駅のメンテックの高橋さんには親切にしてもらいました。新大阪から岡山に着いた時に担当してくれた高橋さんは、後楽園での観桜から、その日に泊まるホテル最寄り駅までの段取りや時刻表を調べてくれました。荷物を預ける場所や、この数日の後楽園の様子を話してくれたり、「楽しんでくださいね」と声を掛けてくれたり、岡山駅に途中下車して良かったという気持ちになりました。

岡山後楽園はさすが、日本三大庭園だけあって見事なお庭でした。桜も満開で美しい姿を更にあでやかにしていました。岡山城は烏城（うじょう）と別称される通り、墨色の凛々しい姿を旭川に映していました。お庭と川べりの散策は吉野や夜の淀川とは違った華やかさを感じさせてくれました。

岡山後楽園の桜

烏城

桜の花の下でお弁当を食べている人たちや、川べりのオープンカフェでコーヒーを飲んでいる人達は皆幸せそうな笑顔で、私もすっかり寛いで幸せ気分になりました。今まで仕事で数回訪問した岡山への新たな印象が私の中に芽生えました。

宿泊地に向かうために岡山駅で待ち合わせしてくれた高橋さんは、私達が時間ぎりぎりの到着になったにも関わらず落ち着いて対応してくれました。気を付けての言葉と優しい笑顔を残して見送ってくれました。人の親切は嬉しいものです。私も仕事に復帰したら、人が喜ぶプラスアルファを提供していきたいものです。

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