家人の料理

公にはゴルフが趣味と言っていましたが、個人的には片付けと料理の方がより楽しみな趣味でした。

今は、手足が不自由なので、個人的な趣味を中々堪能できません。よく「右手でなくて良かったね」と言われます。確かに左手はサポート的な役割です。でも当たり前ですが、動かないと不自由です。

周りの不自由な人を見て思っていたそれ以上に、自分がなってみると大いに不自由です。特に包丁が使えません。左手を添えないと切れないのです。勿論片手でも料理できるお助けグッズは、他にも色々ありますが、家人が断固として購入してくれません。

いずれ左手も自由になるから必要ではなくなる、だから購入しなくていいという考えのようです(この明るい前向きさは貴重ですが・・・)。そこで私は「作る人」から「食べる人」に立場を代えました。

家人は食べることが好きですので、料理も中々の味付けです。日々の食事には感謝も満足しているのですが、一つ困ったことは、料理に対して、私の興味が徐々に失せていることです。

いつかまた、料理と片付けに燃える日が来ることを念じています。

 

↑ ナスとほうれん草とベーコンのバジルトマトパスタのです。これには赤ワインがよく合いました。

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