ふっと無性に不安に落ち込むことはありませんか？

私は子供の頃から「脳天気」な人間でしたが、時々「死んだらここから永久にいなくなるんだ」と思って、いてもたっても居られない気持ちになりました。夜、眠れないこともありました。

今でも視えない将来に漠たる不安を感じることがあります。その時に私の悪い癖ですが、「最悪の状況を設定」します。最悪の事態を想定していれば、実際に起きることは我慢できると考えているのです。これは今までは不安を感じ無くする良い手立てだったのです。

けれども、今の様に脳に良いことをしなくてはいけない時には非常にまずいことです。右脳は楽しいことが好きです。またリハビリには「なりたい自分の姿」を前向きに考えることが必要不可欠です。最悪の状況を考えることは、悪いイメージに触れることになるので絶対してはいけないのです。

例えば、「左手がピクリとも動かなくて、一生過ごす」とか「歩いていて、階段から落ちる」なんてことは一瞬でも考えてはいけません。今の様な私だからそうすべきなのではなく、皆さんにも必要なのです。

脳はとても素直なので、考えたこと、思ったことをそのまま受け入れるそうです。皆さんも自分で悪いことを引き込んでいませんか？漠たる不安を感じているのなら、逃げずに、それに毅然と立ち向かうことが大事なのです。わざわざ悪いことを引き込まないようにしたいです。自分の明るい可能性を信じる勇気を持ちたいです。

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