江尻みどりの人生ですから…

退院したので、会社に顔を出すことも増えました。

その中で着々と会社の仕事が進んでいることも分かってきました。
私が倒れても会社は大丈夫だということは嬉しいことです。でも反面自分の知らない、理解できない仕事が進んでいることは、少し寂しい気分になります。人はというか私はトコトン勝手です。

研修業界に入って直ぐの頃に出会った横田さんという女性の先輩がいます。講師をなさっていたのですが、公私にわたり、影響を受けた人です。いつも意見がぶれません。前向きです。難しい仕事を依頼しても、出来ないとか、無理だという後ろ向きなことは言いません。チャレンジ精神が旺盛で私にとって眩しい人です。

その横田さんから今回手紙をもらいました。たくさんの励ましが書いてありましたが、その中に「誰の人生でもなく『江尻みどりの人生ですから…』という言葉がありました。その通りです。倒れた原因はたくさんあったとしても、これからの人生を多くの人が支援してくれたとしても、まず私がどう生きたいのか、どうありたいのかをきちんと決めないと駄目なんだと思いました。

今はまだ突然起きたこのドラマに甘えている自分がいます。自分で考え、自分で決めないと私の人生にはならないのですね。そう感じさせてくれた一通の手紙でした。

リハビリの励みであり、
応援してくれる愛犬の「ハク」です

 

 

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