●他者に対する評価を高くする

人はどうしても自分の役割りや、成果を過大もしくは贔屓目に見がちです。頑張ったことは間違えないのですから、それも分かります。

でも、自分以外の人の役割りや成果を低く評価するのはどうかと思うのです。それでは手前味噌過ぎないのではないでしょうか?

特に役職者や年配になると、それが強くなります。「自分が若い頃は、もっと頑張っていた」という思いがあるからでしょうか?

確かに頑張ったことは事実だと思いますが、高い成果は、時代や環境、周囲の人のお蔭でもあるのではないのでしょうか?

人は環境に大きく影響を受ける存在です。「今どきの若いものは」とか、「ろくに役割もこなせない」とか、「不要だ」とか言う前に、人に対して人を成長させる環境を与えられている存在かを考えて欲しいのです。

人はみな自分なりには頑張っているのです。でも頑張りの方向を間違えていたり、頑張り方が分からないこともあります。役割そのものへの理解が十分でないこともあります。

役職者として、年長者として、一旦思い込みは捨てて、自分以外の人を高く評価してみて下さい。大いにおまけをつけてみて下さい。

そうすると、人の良さが見えてきます。出来るであろことよりちょっと高い役割を頑張っている姿も見えてくると思うのです。如何でしょうか?

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