好きな花
若い頃はバラが好きだと公言していました。というか他の花をあまり知らなかったからだと思います。
チューリップと向日葵(ひまわり)も好きでしたが、私が若い頃は花屋さんで売っているというよりも、家の庭に咲いている花でしたので、何となくバラの方がカッコいいと思っていた節があります。
でも、20歳の誕生日に赤いバラを当時のボーイフレンドからプレゼントして貰い、嬉しかったけど、華やかで派手すぎると心の中で思いました。暫くの間、好きな花からバラは除外されました。
桜もハナミズキも好きですし、野に咲く小さな花にも惹かれます。その中で青い花というか、藤の花や露草、アジサイや菖蒲は少し苦手でした。何だか冷たくて寂しい印象を持っていました。でも家人はこれらの花が事の外好きです。お付き合いで見ているうちに徐々に好きになっていきました。
この頃では赤いバラの派手さも、他の色合いのバラの華麗さもそれぞれに好きになっています。花は心に余裕をくれます。明るさをくれます。生活や人生に彩(いろどり)を与えてくれるものはたくさんありますが、花々に囲まれて暮らすのも良いなぁと思います。
今までは部屋に花を飾ることはあまりしませんでしたが、家人に任せるだけではなく、これからは積極的に私も、家で花を愛(め)でたいです。
小さき命に力をもらいたいと思っています。
↑ 我が家を飾る花々