●無意識にすることのやっかいさ

敢えて意識しなくてもできることは多いです。身体が覚えている習慣です。口調も同じで、こういう状況だと察知すると意識しなくても決まった言葉や言い回しが口をつきます。長年の習いせです。楽でもありますが、これがなかなかやっかいなのです。

時代や環境、考え方や価値観の相違など様々な変化が私たちの周りでは起きています。頭では何となく分かっているのですが、行動や言うことは20年前に自分が上司や先輩から言われたこと、された行動を踏襲しがちです。

そうなると、現状に対応できないことがたくさん出てきます。無意識に染みついているのですから、他者から不備を指摘されても、よく理解できません。気持ちは「良かれと思って」ですから指摘を不条理と思ったりします。

私たちは社会で、組織でたくさんのことを身に付けて今日まで生きてきました。敢えて考えなくても無意識に対応できることが多いのです。

でもです。時代は大きく変わっています。部下や後輩も昔の自分とは大いに違います。だから昭和に生まれて、平成で仕事の中心にいた私たちは、時には立ち止まり、『今』を理解することが必要だと思うのです。

無意識に出来ること、してしまうことを整理しなくてはと思うのです。

 

 

 

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