▼お客様が見ています。

 先日、ある都心のカフェでスタッフと打合せをした時のことです。

 

その店の注文カウンターのスタッフは、いつもなかなか感じがよいのですが、その日はちょっと様子が違っていました。

 

いつもはテキパキと自身でオーダーを受けていますが、その日はどうやら新人のOJTを任されたようです。飲み込みの悪い新人スタッフがもたついている間にお客様の列ができ、指導しているスタッフはかなりイラついている様子でした。

 

いつもの笑顔とうって変わった鬼の形相で、新人への言葉もきつくなり勝ちです。
 もちろんご本人は自分の表情や声がお客様にどんな印象を与えているのか、気がついていなかったと思いますが、列に並んでその様子を見ている私達は、何だか居たたまれない気分でした。

 

そこまで極端なことではないのですが、ミステリーショッパーでお店を訪問した時にも、よく新人スタッフを指導している光景を見掛けます。
大抵は店内にお客様が居ないときに行っているようで、お客様が入店すると直ぐに止めますが、中には熱が入りすぎて、お客様が入店しても気が付かずに続けているので、お客様が店内で居心地の悪い思いをすることがあります。

 

スタッフを指導する立場の人は、教える知識と経験がある事はもちろんですが、ぜひ周囲のお客様に不快な思いをさせない配慮ができるスタッフであってほしいと思います。
★店舗スタッフは、お店に立ったら常にお客様からの視線にさらされている事を、しっかりと自覚してください。

 

研修帰り、日暮れが早くなりました

 

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