■良き人生を生きる(1/2)

あなたは人生のゴール時点で、次の3つの問いに答える自信がありますか?

少し前まで、人生のレールがありました。男性は、受験、新卒での就職、結婚して子供を持ち、定年までがむしゃらに働く。女性は、結婚後は家庭に入り、子供を育てつつ、定年まで夫をサポートする。定年後は共に、余暇を過ごす。

「20年学び、40年働いて、その後10年休む」というレールは、寿命が急速に伸びたため、廃線になってしまいました。もう私たちの前には人生のモデルはありませんが、上記の「3つの問い」は、いつの時代であっても不滅です。

「終わり良ければすべて良し」の格言が教えるように、良し悪しは最期にどう思うか次第。「良かった!」のひと言で、これまでの人生はすべて満足と幸福になります。そうあるために、3つの問いに答えられる人生を今から作ればいいのです。

まず全体像を掴むため、人生をオセロになぞらえてみます。100歳時代への移行期を生きる私たちの人生は90年プラスαなので、折り返し地点の45歳から10年単位で、良いと思えば「白」、悪いと思えば「黒」の駒とします。

スタート時の45歳から10年間を振り返ります。現在50歳であっても、55歳の自分を想像ください。どうやら最初の駒に黒を指せば、次も黒になりそうな気配です。

巻き返して2つ目を白としても、3つ目に黒を指せば、すべて黒になってしまいます。

最初の駒に白を指すのがポイントです。気分良く白を指すためには、スタート地点までの自分棚卸しをして、「それなりに良かった」と肯定し、ひとつ前に白の駒を置いておくことが決め手です。スタートを切れる環境を整えることから始まります。

そして長い視点で自分の道をイメージします。人生全体でキャリアプランを考え、人生を乗り切るための経済力・健康力・交流力を学び直します。

ー次回に続くー

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