■50歳は見つめ直し適齢期 (3/3)

今回は、三つ目の「健康力」についてです。少し長くなりますがお許しください。

ここで意識してほしいのは、「寿命革命」(人生100年時代)と第4次「産業革命」(イノベーション)が同時に起きている現実です。私たちの寿命と働く期間はますます長くなり、その一方で、私たちの仕事や企業の寿命はどんどん短くなっています。

そのため「仕事を全うしたい」「いい人生にしたい」という私たちの願いは、実現することがとても難しくなっているのです。

実現するためには、

(1) 時代の変化を知り、その方向に「生き方」「働き方」のベクトルを合わせることを意識します。

(2) 自分を見つめ直して、さまざまな選択肢(定年&再雇用、転職、知識&スキルの学び直し、やりたいことを起業、ボランティア&社会参加・・・)の中から、自分なりの「ライフスタイル」「ワークスタイル」を見出します。

(3) そして、これからの長い人生を最後まで歩んでいくことです。

現在50歳のあなたには、40年以上の持ち時間があります。40年後の2057年は、どんな社会になっているでしょうか? まさかの連続が起こるかもしれませんが、あなた自身もその中で生きていくのです。

でも、どんな生き方をするにしても、ゴールでは「いい人生だった!」と心から思いたい。その原動力となるのが「健康力」です。それに「交流力」と「経済力」を加え、三位一体のトータル力を発揮することで、最後まで歩んでいくことができるのです。

そこでまず、二つのことを知ってください。

(一)あなたの「健康力」の有効期限は75歳である

健康寿命の平均は女性74歳/男性71歳です。現状のままでは、75歳から15年以上の「医療・介助の生活」に入ることが予測されます。

(二)現在の「健康力」を1ランクアップさせる必要がある

最後まで身の回りのことは自分でやれて、ピンピンコロリしたいと思うのであれば、健康寿命(体と脳の耐久年数)を15年以上伸ばさなければなりません。

次に、誰もが避けたい「認知症」「寝たきり」になる一般的なルートを知ってください。

●認知症・・・「細胞の新陳代謝不良、内臓肥満(メタボ)、ストレス、セロトニン不足」から「高血糖、うつ傾向」に、そして「MCI(軽度認知障害)」になり『認知症』へ。

●寝たきり・・・「ミネラル・必須アミノ酸不足、骨量・筋肉量減少」から「ロコモ、骨粗しょう症」、そして転倒・骨折しやすくなり『寝たきり』へ。

医学界では認知症も寝たきりも別名「長生き病」と呼んで、手に負えない状況です。いずれも20年以上の年月をかけて進行するので、40代や50代のうちに、根っこの原因を断ち切ることが重要なのです。それしか対処の方法はありません。

認知症や寝たきりなどの生活習慣病は「生活習慣の病気」のため、自分で変えるしかないのです。そのため欧米先進国では「病気は自分で作っている」ことを認識させ、戦略的・科学的に生活習慣を変えていく方法を推奨しています。

それは行動心理学、細胞代謝のメカニズム、栄養医学のエッセンスも取り入れ、生活習慣を「思考習慣」「行動習慣」「食習慣」に分類して、フィジカル(肉体)・メンタル(精神)・ソーシャル(社会)の三方面から、トータルで健康力を強化する方法です。

 

三つの習慣サイクルを回すことで、健康力は底上げされていきます。

〇思考習慣・・・使える知識、生きる意味、生活資金、人間関係、不安の解消

〇行動習慣・・・ポジティブな感情表現、挑戦と継続、居場所と仲間、運動

〇食習慣・・・新陳代謝と栄養素の仕組み、一汁三菜とオールインワンサプリ

50歳は習慣を見直す適齢期です。健康力が底上げされると、交流力と経済力が拡張されます。そして健康寿命を毎年1年ずつ更新すれば、ピンピンコロリが自然と手に入るのです。ここが一番のポイントです。健康寿命の問題は解決されるのです。

すべては「継続は力なり」(Practice makes perfect.)です。

50歳になったら、人生をやり抜く「健康力」「交流力」「経済力」を磨き始めます。この意識と行動を持てば、これからの人生シナリオを描く環境が整ったことになります。

さあ次は人生プロジェクトの作成です。人間何が幸せかといえば、やりたいことを好きな仲間と、いつまでもやれることです。なにせ楽しいし、疲れません。やりたいことを仕事にする、あるいは現在の仕事の中にやりたいことや好きなことを見出します。

50歳になったら、自分でシナリオを描き、動き出します。業務請負型のインディペンデント・コントラクターや、プロジェクト型の仕事をするフリーエージェントの働き方を意識して仕事に取組めば、やりたいことがあぶり出てくるかもしれません。

60歳からは「第二の人生」へ向かってチャレンジです。やりたいことに没頭し、人間関係のストレスはなく、経済的にもなんとかなれば、人生はプレミアムタイムになり、最後までGOLD AGEとして輝いていられます。

でも思い通りの結果や大きな報酬が得られなくてもいいのです。人生の幸福感は、ひたむきに生きることを楽しむプロセスの中にあるのですから。そう思いませんか。

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