■良き人生を生きる(2/2)

私たちの前に、2つの関門があります。しかし私たちの多くには、その存在が見えていません。「65歳の壁」と「75歳の壁」です。


まず、「65歳の壁」の存在をイメージして、突破する準備をするか、それともしないか。ここで、良き人生へ進めるかどうか、ふるい分けられます。

「65歳の壁」をイメージできず、今まで通りにやっていると、知らず知らずのうちに、上記オセロのような人生になってしまいます。

第一の関門「65歳の壁」を突破する方法は、次の通りです。

45歳から60歳の過ごし方
(1) これまでの人生の棚卸しをし、肯定することでけじめをつける。
(2) 自分の持っている起業精神やお役立ち精神を掘り起こして、『第一ピラミッド』(現在の会社員生活)を下り切る。
(3)市場が求めているものを提供する力を身に付けながら、『第二ピラミッド』(二つ目の人生)を構想する。

人生の儀式(通過儀礼)

60歳で「組織の扉」を自ら閉じ、「自由の扉」を開ける。そして二つ目の人生に入る。

60歳からは、一個人の肩書と自分のシナリオで動きます。そして三種の神器=経済力・健康力・交流力を磨いて、三大不安=お金・病気・孤立を払しょくします。


「あなたは何歳まで生きると考えていますか?」と聞くと、たいていの人は「平均寿命くらい」と答えますが、それではダメ。現在50歳の男性なら、平均寿命の81歳になるのは31年後、87歳になるのは37年後です。時間軸が抜け落ちています。

平均寿命の年齢になる頃には、寿命は随分と伸びていて、ゴールはもっと先です。時間軸を無視すれば、完走できません。げんに戦前・戦中世代の多くは、健康力が途中で尽きてしまって、10年前後の医療・介助生活になっています。

2000年からWHOは、健康寿命の考え方を提唱し、警鐘を鳴らしています。健康寿命は「医療・介助を必要とせず、自力で過ごせる期間」ですが、日本の男性は71歳、女性は74歳。これは30数年前の平均寿命です。

生き長らえさせる方法(延命治療の技術)は進化していますが、自力で完走させる方法(ピンピンコロリの技術)は未完成です。そのため「75歳の壁」はいまだにクリアできていません。

第二の関門「75歳の壁」を突破する方法は、健康力ワンランクアップです。

天敵「認知症と糖尿病」の攻略
認知症は別名「脳の糖尿病」と呼ばれ、血糖値がポイント。血糖値を制すれば、糖尿病も認知症も、そしてすべての生活習慣病を制することができる。

長くなった人生を完走する新・健康戦略
寿命が伸び、従来の健康・医学常識が通用しない。医者だって自分の健康寿命を伸ばせない。健康寿命を毎年、自力で1年更新する新・健康戦略を持つ。

詳しくは、ブログ【健康豆知識】を参照ください。


3つの問いに、このように答えています。

1. GOALまで自力で完走した
自分の寿命は健康寿命とイコールで、医療や介助の生活とは無縁。その面では周りに迷惑をかけなかった。穏やかにポックリと、あの世に逝きます。

2. 自分のやりたいことはやった
一身二生と二天一流を目指した。複業(複線の複)や福業(幸福の福)にもチャレンジした。時代の転換期に直面し、世の中の変わりようを楽しんだ。

3. 「いい人生だった!」と思う

パートナーに恵まれた。葛藤や軋轢も多かったが、愉しい思い出だ。周りに負荷をかけてはきたが、それでもそれぞれのステージで、自分の役割を懸命に果たした。わが人生に乾杯。感謝あるのみ。ありがとう!

私も、こういう人生を歩みたいと思っています。いかがでしょうか。

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